ASPと独自開発の違いを理解しよう

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ASPというキーワードでネットショップ構築の方法を検討中の方であれば、恐らくは「ASPと独自開発の違い」は何となく理解していると思いますが、念のために再確認しておきましょう。

ASPは基本的に利用者すべてが同じシステム

ASPはその利用者すべてに同じシステムが提供されます。ASPのホームページでは「導入事例」を掲載しているところも少なくありません。

  • ファッション
  • インテリア
  • 食品
  • コスメ
  • 家電

などなど、ジャンルは多岐に渡りますが、実はこれらの裏側のシステムは基本的には全く同一です。

独自開発との違い

独自開発は文字通り独自に開発するため、唯一無二のシステムとなります。ここがASPと異なる最大のポイントです。なお、近年ではパッケージ(既に完成版として出来上がっているシステム)に対して部分的にカスタムを施し、そのショップのためだけに機能追加したようなものも含むこともあります。

両者の比較(メリットとデメリット)

  ASP 独自開発
コスト
拡張性/自由度
サポート/保守 充実 コストによる
(基本は高額な傾向)
向いているショップ 通常のショップ全般 特殊なショップ

両者の比較を簡単に表にまとめました。恐らく想像通りの内容ではないでしょうか?ASPはある程度の自由度が制限される代わりに低コストですが、独自開発はお金さえ掛ければ出来ることには際限はありません。

ネットショップが世に出始めた頃、ASPが登場した頃はよく「ASPは初心者の入門用で、独自開発は上級者向け」「ASPはいずれ卒業して独自開発に」などと言われてましたが、近年ではASPの性能が格段に向上しているため、「独自開発はコストばかりがかかる」と立場も逆転してしまっているようにも思えます。

実際に弊社でも独自開発のシステムからASPへの乗り換えのお手伝いを沢山させていただいておりますが、乗り換えを希望しているショップ様の理由を一部挙げると、

  • ランニングコストが掛かりすぎる(数万〜数十万/月)
  • 開発者が退職したため機能追加や改善が出来ない(担当エンジニアに依存してしまっているケース)
  • システムのバグが多すぎる(業者によりけり)

独自開発は完全オーダーメードなので、代替出来ないモノやヒトの影響で不都合が発生したり、またコストも高額なのが基本です。

一方のASPは既製品のようなものです。システム上で何か間違いが発生すれば、導入中の数千〜数万のショップに同時に影響が出てしまうという事情もあり、厳正なるチェックのもの安定板として使用されているのが普通です。

上述した通り、近年ではASPの性能が格段に向上しています。また、拡張性/自由度の幅も広がっているので、追加費用を払えば対応してもらえるところもあります。追加費用が掛かる場合でも、独自開発と違い、ベースのあるところに足していくので、ゼロから開発する独自開発とは比較にならないくらいの低コストで実現可能です。

まとめると、独自開発に向いているケースは以下の条件すべてを満たす場合です。

  • 潤沢な予算があること
  • どのASPでは実装されていない特殊な機能が必要であること
  • 社内外で長期的に付き合えるエンジニアがいること(社内が望ましい)

つまり、これからネットショップを始める方で、ASPと独自開発のいずれかで迷っているなら、通常はASPを選択するのが賢明です。

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