おすすめのプロテイン&選び方

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運動する人はもちろん、最近では女性の間でも食事をプロテインに置き換える「プロテイン置き換えダイエット」なるものが流行っているようです。

これを受けてか、世の中では非常の多くの種類のプロテインが出回ってきました。そうなってくると一体どれを選べば良いのか悩ましいところです。

プロテインの選び方

(1)成分表は気にしない

「プロテインの選び方」と調べると、ほとんどの情報が成分が云々という内容ですが、私はこれに関してはあまり気にしなくて良いと思っています。

なぜなら、結局のところそんなに大きな違いがないからです。例えば、老舗のSAVAS(ザバス)のプロテイン2種を比較してみます。

ザバス ホエイプロテイン100 ココア味【50食分】 1,050g

ザバス ウェイトダウン ヨーグルト風味【50食分】 1,050g

よくみると細かい成分が色々違うじゃないかと思うかもしれません。確かにそれはそうですが、そもそもプロテインというのは英語でprotein、日本語でこれは「タンパク質」という意味です。

つまりプロテインを摂るということは、タンパク質を摂取することが第一の目的です。これの吸収を促すビタミンが…とか、自分には鉄分が不足しているから…などと副次的なことを考え出すとキリがありません。

ですので、プロテインはタンパク質を摂るものだと割り切った考え方をするのがベストです。

1つだけ気にするとしたらタンパク質の含有量

もし仮に成分表で1つだけ気にするとするならば、それは言うまでもなく「タンパク質」の含有量でしょうか。

上の2つをみると、後ろの「ヨーグルト風味」の方がタンパク質の含有量が多いようです。ではこちらの方がいいのか?と言うことですが、それもあまり気にする必要はありません。

どうしても気になるのであれば、摂取する全体量を増やせばいいだけです。

(2)絶対に味で選ぶ!

私は個人的にはこれば最も重要なポイントだと思っています。何故かと言うと、プロテインというのは毎日摂取するのが望ましいからです。

仮にどんなに成分が良かったとしても、味が合わないと毎日摂取することは難しくなります。そうなるとせっかくの良い成分が生かされません。

先に述べた通り、プロテインの成分自体はそこまで大きな違いはありません。ですが、それを摂取するかしないかだと0か1の違いでこれは大変大きな違いです。

ですので、プロテインは絶対に自分の好みの味で選ぶべきなのです。

おすすめのプロテイン(1)

いろんなプロテインを飲み比べてみましたが、これが圧倒的に飲みやすいです。

元々プロテインというのは一般的には飲みにくいため、各社味付けをすることで飲みやすくしています。パターンとして多いのはココア味やヨーグルト風味です。

好みもあるでしょうが、私の場合はこの味は毎日飽きずに飲める味ではありませんでした。

一方の私の一押しのプロテインは「グレープフルーツ風味」とのことです。実際のところこれがグレープフルーツ風味だな〜と感じながら飲んではないです。たださっぱりとして適度な酸味と甘みがあるという感じで、お腹が空いていない時でもただの清涼飲料水を飲んでいる感覚で、全くストレスなく美味しく飲めます。

これが運動後であればガブ飲みできて、1杯では物足りないと感じてしまうこともあるレベルです。

(3)摂取方法で選ぶ

先にも述べた通り、プロテインは毎日摂取することが理想です。とすると自分のライフスタイルの中で摂取可能な方法で選ぶというのも重要なポイントです。

最もおすすめの摂取方法は、いわゆるプロテイン(パウダー)を水に溶かして飲むというものです。

しかし、この方法はシェイカー(プロテインを水に溶かすための容器)と水が必要です。そしてこれを溶かすと言う行為も必要で、さらに言うとその容器は洗っておきたいところです。

この一連の動作をイメージしてもらうと分かるのですが、これができるのはジムのロッカールーム、自宅、会社の給湯室など、場所が限定的になってしまいます。

日中外出の多い方などは、これが難しいと言う場合も多いのではないでしょうか。とすると結局プロテインを摂取できなかったなどとなりがちです。

おすすめのプロテイン(2)

外出先でも手軽にプロテインが摂取できる、プロテインバーというものが存在します。世の中便利になりました。

これは味が何種類かあるので、それぞれお好みを見つけてみるのも良いと思いますが、2点ほど注意点を上げておきます。

口の中がパサパサになる

外出先で手軽に摂れるのは良いのですが、これだけで食そうとすると口の中の水分が持って行かれて非常に食べづらいです。つまり水分が必要になりますが、ペットボトルの水やお茶などなら入手しやすいので、それほど問題にはならないと思います。

タンパク質の含有量が10gしかない

少しだけうんちくを言うと、1日に摂取したいタンパク質の量は成人男性で60g、女性で50gと言うのが理想的な摂取量だそうです。

仮に1日3食でこれを摂取するとすると、1回の摂取量は20g前後と言うことになります。

もちろん普通の食事にもタンパク質が含まれていることもあると思いますので、このプロテインバーだけで必要なすべてを摂取しようとしなくても良いと思いますが、どの食事にどれだけタンパク質が含まれているかを細かくチェックするのも困難です。

そのため、現に私も何かしらの形でプロテインを摂取する場合、ざっくり20gを摂ろうくらいの考えです。(摂りすぎでも無害なので、できれば少しオーバーする程度を心掛けています)

その考えでいうとこのプロテインバーは必要量の半分しかないので、1本だけでは必要量には不足しているということを考慮に入れておきましょう。

2本食べるもいいと思いますが、できればちゃんとした食事の方がベターですので、これは小腹が空いた時の間食や、食事だけでは不足していた気がする際の補助として考えた方が良いと思います。

おすすめのプロテイン(3)

これも外出先で食べやすいです。またこれのいいところは1袋(2本)でタンパク質が22.2gと、必要量含まれているということです。

味としては美味しいと言える部類だと思います。ささみが原料ですが、魚肉ソーセージのような味で、食べやすいです。

こういう味が好きな人なら2本ペロリといけると思いますが、そうでもないなら1回1本くらいしか食べれないかもしれません。とするとやはり摂取量は10g前後ですので、同様に補助的なものと考えた方が良いかもしれません。

まとめ

プロテインは1種類で完結するというよりも、複数の種類を使い分けた方が良いと思います。

自宅やジムなどではしっかりとプロテインパウダーで20gを摂取。忙しい時や外出先ではプロテインバーで補助的に摂取というのが続けられる秘訣です。

(おまけ)プロテインのNGな飲み方「プロテイン(パウダー)は牛乳では飲まない」

プロテインを牛乳で割る飲み方が紹介されたり、あるいはその商品自体に水や牛乳で割ってと書かれてあったりもするのですが、これはNGです。

理由は3つあります。

(1)溶けにくくなる

元々プロテインは溶けにくいものが多いです。水でもやっとなのに、これの代わりに牛乳を使うともっと溶けません。

(2)脂質などの余計なものが入ってしまう

元々プロテイン(パウダー)というのは効率よくタンパク質を摂取するために作られたものです。

極端なことを言うと、例えばホエイプロテインというのは、原料が牛乳でこれから極力余計なものを除いて抽出したのがホエイプロテインということになります。

せっかく余計なものを除いているにもかかわらず、ここにまた余計なものを含んだ原料の牛乳を足すというのは全くのナンセンスです。

これにより、不要なので取り除いたはずの脂質などその他が戻ってしまうことになるので、本来の目的が台無しになってしまいます。

もちろん、タンパク質を撮ると言うことだけ考えると、牛乳の分も増えるのでプラスになるとは言えますが。。。

(3)プロテインが吸収しにくくなる

牛乳を足すことにより、これの消化にパワーが使われてしまうことになるので、タンパク質が吸収されにくくなります。

先の内容と重複しますが、タンパク質を効率よく摂取するために作られたのがプロテインですので、これを摂取するためには余計なものの含まれない水がベストです。

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