「項目”ファイル名”はこのボリュームのフォーマットには大きすぎるため、コピーできません。」と出たときの対処方法
ファイルが書き込めない原因
項目”ファイル名”はこのボリュームのフォーマットには大きすぎるため、コピーできません。
MacでUSBフラッシュメモリなどにファイルを書き込もうとした際、このようなエラー・メッセージが出てファイルが書き込めない場合、その原因はそのUSBフラッシュメモリのフォーマットが原因です。
フォーマットの種類
USBメモリのフォーマットには以下の4種類があります。
- FAT(FAT16):4GBより大きい容量には未対応
- FAT32:32GBより大きい容量には未対応
- NTFS:256TBまでに対応していますが、HDDやSSD向けで、リムーバブル・メディア向けではありません。
- exFAT:主にデジタル(ビデオ)カメラ向けで、256TBまで対応しています。Window2000以前のOSには未対応
恐らくケースとして最も多いのが、ファイルフォーマットがFAT(FAT16)であり、そのUSBフラッシュメモリに対して4GBを超えるファイルを書き込もうとしていることが考えられます。
対処方法
これにはUSBフラッシュメモリのフォーマットを変更する必要があります。
ディスクユーティリティ.app
フォーマットを変更したいメディアを選択した状態で「消去」をクリックします。
文字通り「消去」となるため、もしも既に必要なファイルが保存されているような場合はどこか別の場所に保存し直しておくことをお勧めします。
この作業により、USBフラッシュメモリは新しいフォーマットで空の状態となります。
どのフォーマットにするのかということに関しては上記の「フォーマットの種類」を参考にすると良いでしょう。
今回はMacでもWindowsでも使えることや用途などを考慮して、exFATとすることにしました。
これを選んで「消去」をクリックし、しばらく待つと完成です。