CamFindの使い方|驚きの性能!
技術の進化は恐ろしいです。このCamFindというアプリは簡単に言うとiPhoneのカメラで撮影したものが何であるか認識して教えてくれるアプリです。
この手のアプリは実はGoogle Androidでもあって(Google Goggles)、これも試したことあります。今はもうちょっと良くなってるとは思いますが、あまり精度が高くない印象でした。よほど有名なものでないと認識されないし、認識されるためには写真の撮り方も重要で、何度も撮り直した記憶があります。
基本的には世界的に超有名なロゴ(apple、コカコーラ…)などの写真を撮ると、それに関連する検索結果が表示されるという程度。これはこれで凄いのですが、いちいち使うほどでもない。もちろん、どこかで見たことあるけどなんだっけ?という時には役立つこともあるでしょう。でも、あくまでも当時(半年前?)の話ですが、日本国内のもので認識出来るものは少なかったなと。
一方のこちらのCamFind もどうせ似たようなものだろうと使ってみたところ、正直驚きました。
例えばiPad
性能を試したかったのでわざとキレイに撮りませんでした。光も当ってるし、カットも端っこが切れる感じで無造作にパシャリと。
その分析結果が、
上の方に「白ipadのメニュー画面」と見えると思いますが、これは「iPad のホワイト」であると認識しているのが確認出来ます。ちなみに「Shopping results None found for this item」と出ています。訳すと「この商品を購入出来るショップ情報は見つかりませんでした。」というところでしょうか。
iPadに限ってそんなことは無いはずなのですが、これはまだローカライズされていない結果なのかな?なんて想像します。今後更に性能UPすると、
- これ欲しいな。でもどこで買えるんだろう?分からない
- CamFindで調べてショップ情報が見つかる
- 購入
なんてことも出来るかもしれません。ちなみに、分析がされて検索結果が出る時にはネイティブの発音で「iPad」って言ってます。
意地悪に性能を試してみた
iPadくらいはさすがに分かるだろうと思い、今度はこれ
そしたら、なんと「MacBook Air」とちゃんと認識!
そう言えばさっきの写真は上の方に「MacBook Air」という文字が入ってる。そうか、こいつを読みやがったんだな!(別にそれで認識してもらってもいいのだが)。では、これではどうだ…
さすがにこれはヒントが少ないのか「macbookのラップトップ(ノートPC)」とだけ。
しかしこの性能は驚異です。あんまり意地悪してもしょうがないけど、あと1つだけやってみた。
さすがにこれは難しかったようだが…
「赤と黄色の椅子」と表示されている。色と椅子であることはちゃんと認識している…脱帽です。
ということで、現在iPhoneのみ対応のようで、また検索結果もやや不十分な印象もありますが、今後の進化に期待したいアプリです。こちらからダウンロード出来ます。
おまけ「設定方法」の補足
右の「・・・」をタップするとメニューが出ます。上から
- 音声のON,OFF:これがONだと「iPad」などと言ってくれます
- 音声検索:Google音声検索みたいな感じだけど、現在日本語には対応してない様子
- 言語設定:日本語あり、実験は全て日本語環境にしてから試しましたが、これからの様子
- info:CamFindに関しての云々など
左の「時計」は履歴表示で、今まで調べたものをもう一度表示出来ます。
それから分かりづらいですが、上の方です。左から右にスワイプするとメニューが表示されます。
上記画像は「identifying…」と出てる時にスワイプした状態です。メニューの左から順に
- ×:削除です。途中で止めたい時などに使います。タップ > 「Delete」で消せます。
- えんぴつ:これは検索結果のテキストを編集出来ます。
例)「銀のMacBook Air」と出ましたが、これを手動で編集する時に使い、そのキーワードにて検索し直すためのものです。 - スピーカー:出て来たワードを読み上げます。
例)「銀のMacBook Air」の場合、「MacBook Air」とだけ言ってます。やはり日本語はまだみたい。 - 電波みたいなヤツ:これは共有ボタン(メール、メセージ、Twitter、Facebook)のほか、連絡帳に設定、カメラロールに保存、プリント、コピーがあります。連絡帳に設定ってのは撮った画像を連絡帳と紐付けたい場合等に使うのかな?
それから更に1つだけ補足を。撮影してからしばらくは分析に時間がかかります。その間はカメラのボタンは半透明ですが、あるタイミングで半透明では無くなることもあります。その場合には続けて次の写真が撮れるようになります。
これは恐らくですが、一定の分析のプロセスが進んでいき、次のものを受け入れる準備が出来た場合には連続的に進められるんじゃないかと想像しております。(あくまで想像ですので間違っていたらごめんなさい)
と以上ですが、補足でした。