Macのウィンドウを一発整理/整列する方法
多くのアプリを立ち上げていると、どうしても複数のウィンドウが立ち上がる状態となり、デスクトップ上がゴチャゴチャとしてしまいます。
文字通り散らかったデスクのように、目当ての書類がどこに行ったか分からなくなってしまうことも多々。これでは作業効率は落ちてしまいます。
実は、Windowsにはウィンドをを一発で整列する機能が標準で搭載されているのですが、残念がらMacにはそれがないのです。Windowsの場合はタスクバー(通常は一番下にあるメニュー)上で[右クリック]>[ウィンドウを上下に並べて表示(T)] もしくは [ウィンドウを左右に並べて表示(I)]をクリックすることで、整列は完了です。
なお、Windowsのこれですが、(T)(I)というのはショートカットキーなので、[右クリック]>[T] もしくは [I]だけでOKです。私はもっぱら[I]を多用します。
しかしMacはというと標準機能では存在しませんが、無料アプリでこれに相当することが実現できます。
「ShiftIt」でMacのデスクトップを一発整理
まずはアプリのインストールからです。
ダウンロードはこちら:https://code.google.com/p/shiftit/downloads/detail?name=ShiftIt_10_6_v1_2.zip&can=2&q=
基本的なインストール方法は割愛しますが、軽く触れておくおt、ダウンロードが完了したら[解凍]>[アプリケーションフォルダに移動]>[右クリックで開く]のパターンです。
ここからは少し詳しく説明します。
[システム環境設定]>[セキュリティとプライバシー]>[変更するにはカギををクリックします。]
▲普段ロックしていない人は「変更するにはカギをクリックします。」のプロセスは不要です。ロックしている人は、Macを立ち上げる時のパスワードを入れてロックを解除します。
▲「ShiftIt.app」を見つけてチェックを入れます。これで使えるようになります。
上部のメニューバーに「Shift」と表示されていればOKですが、出ない場合はもう一回立ち上げてみると良いです。私の場合は[contorol]+[space]でまず「Spotlight検索」を立ち上げて、「shift」と入力すると候補ですぐ出てくるのでそのまま「enter」という感じで立ち上げます。
「ShifIt」の使い方
使い方はメニューバーの「Shift」をクリックするとショートカットキーが表示されるのでそれに従えばよいだけです。
基本はデスクトップを上下または左右の2分割、もしくは上段の左右と下段の左右の4分割と考えて各ウィンドウを瞬時に配置する動作となります。プラス2つの動作で、中央配置、最大表示もあります。
慣れないうちは意図した通りの配置にならない場合もあると思いますが、こればっかりは慣れが必要かと。
ちなみに多少の補助になるかもということで、補足します。
こいつのショートカットの基本は[option]+[command]+[矢印キー]です。これの上下左右でウィンドウサイズが画面の2分の1で配置されます。はじめはこの3つだけの基本的な動作に慣れておいて、ここに[control]を足すことで、4分の1サイズの動作に入れば理解がしやすいはずです。4分の1サイズの動作は、右上が[↑]で、それから時計回りであるというルールを理解すると覚えやすいはずです。
▲Yahooの位置が[↑]、bingが[→]、naverまとめが[↓]、Googleが[←]という具合です。