Macの複数のFinderのウインドウを1つにまとめるショートカット
Macは複数のデスクトップが利用できるため、Finderを開いているといつの間にやらあちこちでFinderのウインドウが開きっぱなしになっていたりします。
これら複数のウインドウをまとめるショートカットキーがあれば便利なのですが、デフォルト(購入時の状態)ではこれがありません。
ではショートカットは使えないのかというとそうではありません。
解決方法はというと「ショートカットキーを作る」のです。
ちなみに、ショートカットキーを使わなくても良いというのであれば、方法は存在します。
Finderがアクティブな状態でメニューバーの「ウインドウ」をクリックすると「すべてのウインドウを結合」という項目があります。
これをクリックすればやろうとしていることはできます。そしてお気付きの方もいると思いますが、もしこのメニューがショートカットキーで利用できるのであれば、この項目名の右の方に割り当てられている「ショートカットキー」が表示されるのはずですが、それがありません。
つまりショートカットキーは割り当てられていないということです。
ショートカットキーの作成方法
システム環境設定 > キーボード > ショートカット(タブ) > アプリケーション
確認すると、現状では「ヘルプメニューを表示」という項目しかありません。
左下の「+」をクリックします。
以下のような画面が表示されます。
メニュータイトルには、「すべてのウインドウを結合」と、一言一句正確に入力します。
※「すべて」を「全て」としたり、ウインドウの「イ」と「ィ」を混同しないように注意
キーボードショートカットには任意のキーボードを入力して「追加」をクリックでOKです。
ここでの入力方法は、入力枠にカーソルが当たっている状態で、実行したいショートカットキーを実行する形となります。
いくつか試してみたところ、そのショートカットキーは別の機能に割り当てられていると怒られたので、上記スクリーンショットでも確認できる通り「Shift + command + M」としました。
「command + M」だと開いているウインドウを隠すので、これはウインドウを隠すも整理の1つ、つまりウインドウの整理をするつながりで、これに「Shift」を追加する形、またMはMerge(日本語でもマージすると言ったりしますが、統合するという意味)のMで覚えやすいと考えました。
それでは早速試してみます。
このようにFinderの画面が散らばっている状態で「Shift + command + M」を実行します。
このように1つのウインドウ、3つのタブにまとまりました。
作成したショートカットキーの確認方法
最初に確認したメニューバーを再度確認してみると、自分で作成したショートカットキーが表示されているのが確認できます。
忘れてしまった時などはここを確認すると手早く再確認ができます。