【注意喚起】「WhatsAppの異常検出」「24時間以内に確認」— “je-whatsapp.com”“whatttpp.com” などはフィッシング詐欺です

最近、「System alert: abnormal activity found」「24時間以内に確認しないと停止」と不安を煽り、je-whatsapp.com
や whatttpp.com
など公式に見せかけた偽サイトへ誘導するSMSが出回っています。これはWhatsAppを装ったフィッシング詐欺です。リンクは開かず、個人情報や認証コードは絶対に入力しないでください。

要点(1分で把握)
- 公式ドメインは whatsapp.com(サブドメイン含む)のみ。似た綴りや余計な文字が入った別ドメインは偽サイトを疑う。
- 「24時間以内」等の強い締切で焦らせる表現は典型的なフィッシングの手口。無視・削除・通報が基本。
- もし開いてしまっても入力前に閉じる。入力してしまったら二段階認証を即時有効化し、パスワード等は変更。
なぜ詐欺とわかるのか(チェックリスト)
- ドメインが公式でない
whatsapp.com
以外(例:je-whatsapp.com
/whatttpp.com
)は危険。綴り替えや文字差し替えは典型的な手口です。 - 過度な“緊急性”の強調
「24時間以内に停止」「至急確認しないと無効化」などは、焦らせて誤入力を誘う常套句。 - アプリ外(SMS)で外部サイト入力を要求
本人確認や設定変更を外部リンク経由で迫る形は高リスク。正しい確認はアプリ内または公式サイトのみ。
受け取ったときの安全な対処
- リンクを開かない/タップしない。開いてしまっても入力はせず閉じる。
- 差出人をブロックして削除。(迷惑SMSとして報告できる場合は報告も)
- 心配なら、WhatsAppアプリを自分で開いて状況確認(外部リンク経由では行わない)。
もし開いた/入力した場合にすぐやること
1) アカウントの防御
- 二段階認証(6桁PIN + メール)をすぐ有効化。
- 使い回しのパスワードやPINを変更。
- OS・アプリを最新に更新。
2) 相談・通報
- ドコモ/au/ソフトバンクの迷惑SMS報告窓口へ情報提供。ネットワーク側の迷惑SMSブロック機能も活用。
- クレカ番号やSMS認証コード等を入力した場合は、カード会社・携帯キャリアへ至急連絡。
予防策(iPhone / Android / Mac)
- iPhone:「不明な差出人をフィルタ」をオン(メッセージ → フィルタ)。
- Android(Googleメッセージ):「スパム対策」をオン(設定 → スパム対策)。
- Mac(メッセージ):「不明な差出人」タブで振り分け。
- キャリアの迷惑SMSブロック(自動適用や申込制あり)も併用。
正しい確認のしかた(必ず“公式から逆引き”)
- 検索で「WhatsApp 公式」などと調べ、whatsapp.com から入る(ブックマーク推奨)。
- ログイン・本人確認・設定変更はアプリ内または公式ドメインのみで実施。
- SMSやメールのリンクは踏まないのが基本。
よくある質問(FAQ)
Q. 本当に24時間で停止されますか?
A. その“締切”自体が典型的な詐欺の演出です。無視・ブロック・報告でOK。
Q. 公式からSMSで確認URLが来ることはありますか?
A. 不審メッセージはブロック/報告が推奨。外部サイト入力を迫るSMSは信用しないでください。
Q. どの設定をやっておけば安心?
A. 二段階認証を必ずON。あわせて、不明な差出人フィルタ/スパム対策をオン、OS・アプリも最新に。
まとめ
- whatsapp.com以外のURLは開かない。
- “緊急”を装う文言=フィッシングの合図。
- 二段階認証ON、ブロック&通報で被害を未然に。
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